2013年12月21日

ThinkPad Edge E145を購入した

仕事で、ちょっとLinuxを持ち歩いて開発をしたいということが、ここ最近多く、MacOS Xでも良かったのですが、実行環境でコンパイルしなおしたりと、いろいろと面倒なことが多く、ちょっと安く入手できる機会があったので、思いきって、ThinkPad Edge E145を購入しました。



今は、写真のようにThinkPadはIBMではなくlenovoの商品なんですが、手触りとかそんなに質感が悪い感じはしないですね。キーボードは昔のIBMのキーボードとは違うものになりましたが、昔のあの「かちっ」としたキーボードは正直なところ、あんまり好きではなかったので、このキーボードの方がいい感じがします。

大きさは、11.6インチ。この前に使っていた、MacBookAirから見ると大きさは、ほぼ同じなんですが、やっぱり厚みがあるので、ちょっとかさばる感じがします。重さも300gぐらい重いのですが、まぁ、ゆるせる範囲内って感じです。

今は、みんなBTOでの購入なので、こんな仕様です。
  • CPU: AMD A4-5000(1.5GHz)
  • GPU: AMD RADEON HD 8330
  • メモリ: 8GB (4GB x 2)
  • キーボード: US仕様
  • HDD: 500GB(5400rpm)
AMD A4-5000という、一般にはなじみのないCPUが採用されていますが、これはちょっと前に良くサーバーなんかに利用されていたCPUの類型のもので、64bitのQuad Coreです。Quad Coreの64bit CPUでメモリを8GB搭載したものが、安価(10万円以下)に入手できるというのは、おそろしい時代です。キーボードは昔からの習慣にすぎません。実は、これが選べるから「買おうかな」って気持ちになったところは大きいのですが。

ちなみに、結構、保証プランが充実していて、追加で2万円ほど支払って、落下や水没なども保証してもらえる保証プランに加入しています。持って歩くしね。

OSは普通の人は、Windows8ってことになるんでしょうか。リカバリーディスクを作るために一回だけ起動しました。

Ubuntu 13.10をインストールしてあります。

普通のインストールディスクからはインストールできません。今どき、Ubuntuと言えども、インストーラがGUIなので、RADEON HD 8330なんていう最新のものに対応しているはずもないので特殊な方法を取ります。

Ubuntu 13.10に限りませんが、Alternative CD imageというものが用意されています。これのamd64のブランチのmini.isoをCD-Rに焼きます。これは、インストーラをCUIで起動して要するに必要なものを全部ネットワークから持ってくるインストーラディスクなので、ネットワーク環境が必須です。可能なら有線のDHCPを利用できる環境で実行する方が良いでしょう。

とにかくこれでkernelを起動してください。あとは、ネットワークにつながっているのでなんとかなることでしょう。:)

GPUが最新すぎるので、ディスプレイドライバーは追加でfglrx-updatesをインストールする必要があります。これさえインストールすればGUIが起動するので、本当になんとでもなると思います。あとは、WiFiのドライバーは、メーカーのページからソースコードを持ってきてコンパイルする必要があります。2013年12月10日時点では、Ubuntu 13.10には対応していませんが、エラーとにらめっこして、ちょっとパッチあてればコンパイルできます。ネット上にパッチもころがっていると思うので検索すればなんとかなることでしょう。私は、自分で適当にパッチあてて動かしています。

ここまで来てしまうと、もうあとはWindows使ったりMacOS使ったりするのとあんまり変わりません。良く「重い」と言われているUbuntuの標準デスクトップ環境のUnityですが、このノートでは重いということもありませんので、そのまま使っています。Google Chromeいれて、Sylpheedいれて、Terminalカスタマイズして、VLCいれてってすれば、もうまったく同じですw

ちなみに、MacOSとの兼ね合いで、ちょっとした操作方法が気になったのがファイラー的なファイル操作のものなんですが、Marlinというのをインストールすると、きっと幸せになれるでしょう(笑)

一昔前だったら、「やっぱりoffice文書が」ってなったんでしょうが、最近は、OpenOfficeとかLibreOfficeとかでなんとでもなりますね。Ubuntuは標準でLibreOfficeが使用できるので、そのまま利用しています。

これで通勤途上で、gccでコンパイルしてデバッグしたり、プログラムのテストをローカルで実行したりして、ちょっと通勤時間が有意義になったのでした。もっとも、寝てることのが多いけどね(笑)


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